2025年度秋季⼤会のご案内
アジア政経学会会員各位
2025年度秋季大会を、11月8日(土)に国際日本文化研究センター(京都市西京区)にて対面方式で実施いたします。午前と午後にそれぞれ自由論題と自由応募分科会の会場を設け、共通論題を開催した後、夕方に懇親会を行い、秋季大会を締めくくります。なお、今回も引き続き、懇親会費の事前振込制度を利用します(当日参加も可です)。詳細は下記をご覧ください。
多くの会員の皆様の参加をお待ちしています。
研究企画委員・秋季大会実行委員一同
〈アジア政経学会研究企画委員会〉
研究企画担当理事:大庭三枝(神奈川大学)、加茂具樹(慶應義塾大学)
研究企画委員:中西宏太(帝京大学)、張馨元(横浜国立大学)
〈2025年度秋季大会国際日本文化研究センター実行委員会〉
劉建輝(委員長)、楠綾子(副委員長)、ノハラ・ジュン・ジュリアン(京都産業大学)、高橋知子(京都大学)、Yunchen Tian(京都大学)、横山雄大(同志社大学)
■大会参加申し込み
参加申し込みは、参加登録フォームより10月31日(金)までにお願いいたします。
参加登録フォーム https://forms.gle/LqYRewtf9WRDR7W87
■大会に関する問い合わせ先
お問い合わせは、下記の大会専用メールよりお願いいたします。
jaas-autumn[@]npo-ochanomizu.org([@]を@に置き換えてください)
実行委員会からのお知らせ
【2025年11月8日(土) 国際日本文化研究センター(京都市西京区)】
今回の大会は、国際日本文化研究センター(京都市西京区)が会場となります。大会受付は、国際交流棟(地図上②)に入った1階エントランスにて行います。また、当日は正門のみ開錠しておりますので、ご注意ください。
●会場へのアクセスは、下記URLをご確認ください。
https://www.nichibun.ac.jp/ja/information/access/
●駐車場(要注意):事前にご連絡いただいた場合、お車でのご来場・駐車場のご利用が可能です。利用ご希望の方は、10月31日(金)までにjaas-autumn[@]npo-ochanomizu.org([@]を@に置き換えてください)にお知らせください。駐車できる台数には限りがございますので、お早めにお知らせください。
なお、近隣にほかの駐車場はございません。事前にご連絡いただいていない場合、お車でのご来場は固くお断りいたします。近隣での路上駐車は絶対にお控えください。また、駐車場内での事故や盗難などにつきまして、アジア政経学会や国際日本文化研究センターはいっさいの責任を負いかねます。ご注意ください。
●施設案内は、下記URLをご確認ください。
https://www.nichibun.ac.jp/ja/about/facilities/
以下の諸点をお読みのうえ、ご不明の点等がございましたら、実行委員会までご連絡ください。
感染症対策
様々な感染症が流行しております。参加者各自の対策をお願いしたく存じます。
大会のペーパーレス化
従来通り、ペーパーレス化を進めるため、報告者のレジュメをまとめた大会要旨集は作成いたしません。報告要旨やフルペーパーは、学会の大会ウェブサイトをご覧ください。閲覧に必要なIDとパスワードは、会員宛てにメール配信もしくは郵送される大会案内をご確認ください。
なお、国際日本文化研究センターにおいて当日使用できるWiFiのID及びパスワードを会場にてお知らせします。大会当日に無線LANを利用して、報告要旨やフルペーパーをご覧になる場合、そちらをご利用ください。また、国際日本文化研究センターではeduroamサービスも利用できます。
名札について
受付にて、名札ホルダーをお渡ししますのでそれに名刺を入れてご使用ください。なお、センター側から学会参加者・関係者であることが識別できる措置をとることを要請されております。よって、当日名札ホルダーと共に、ステッカーをお渡しするのでそれを名札ホルダー表の右上に貼ってください。
昼食、休憩所、センター内の喫煙所について(要注意)
センターの近辺には、飲食店やコンビニは基本的にございません。当センターに併設されているレストラン「赤おに」は昼食時にオープン予定ですが、座席数に限りがあります。また、最寄りのコンビニは約1㎞先になりますので、お弁当などを各自でご持参ください。お食事の際には、コモンルーム・休憩室(セミナー室2)・コーヒールームをご利用ください。また効率的な清掃作業とリサイクル推進のためゴミの分別を行っております。ご理解ください。センター内には喫煙所を設けておりますので、ご利用の際には受付までお問い合わせください。その他の場所での喫煙はお控えください。また、近隣に迷惑となるような喫煙(路上喫煙)などもお控えいただきますよう、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
エクスカーション(図書館見学ツアー)について
お昼休みの時間中、図書館見学ツアーを実施します。参加可能人数には限りがありますので、参加をご希望の方は、当日受付の際にお早めにお申し込みください。
懇親会について
共通論題終了後、懇親会をセンター内のさつきホールにおいて開催します。学会ウェブサイトの「マイページ」機能を利用した事前の参加申し込み(=オンライン決済による参加費のクレジットカード払い)を実施します。
これまでと同じく、懇親会当日の参加の申し込み(=現金払い)も可能です。
ただし、事前申し込みの場合は、当日申し込みの場合よりも、参加費がいくらかお得になっています。皆さまふるってご参加ください。
2025年11月8日(土)17時30分〜19時30分(15時15分からの共通論題終了後)
さつきホール (国際日本文化研究センター内)
https://www.nichibun.ac.jp/ja/about/facilities/
参加費(名誉会員は参加費不要)
[事前申し込み] 一般会員6,000円 優待、学生会員3,000円(クレジットカードのみ)
※252円程度の手数料が別途かかります。
[当日申し込み] 一般会員6,500円 優待、学生会員3,500円(現金)
事前申し込み(=参加費の事前のお支払い)の方法、締め切り期限
アジア政経学会ウェブサイトの「会員ページ」末尾の「会員マイページ」よりログインページにすすみ、会員マイページにログインして「イベント情報」に掲載されている「年次大会の情報」をクリックしてください。懇親会の詳細情報が表示されますので、ご確認のうえ、お申し込み(=お支払い)ください。
事前申し込みの締め切り期限は、10月31日(金)です。
注意事項
●参加費の事前のお支払いは、クレジットカード払いのみ可能です。支払方法について、画面上は、3種類の方法(クレジットカード払い、コンビニ払い、payeasy)が表示されますが、実際の支払いはクレジットカードのみでしか受け付けられません。
●お支払いいただいた事前申し込みの参加費は、理由のいかんにかかわらず、返金できません。この点、ご了承ください。
●「会員マイページ」の操作方法は学会HP「会員ページ」に掲出されている「シクミネット会員用操作マニュアル」の「イベント情報」よりご確認ください。同時に年会費もお手続きいただく場合には、「会員種別の選択」をすませ、「管理者の承認」をお待ちください(土日祝日は除く)。
●参加費の事前支払いに関する問い合わせは下記までお願いいたします。
jaas-autumn[@]npo-ochanomizu.org([@]を@に置き換えてください)
報告者へのお願い
会場ではパソコン(ウィンドウズ)およびプロジェクターを利用できます。パワーポイントなどをご利用の際は、USBなどにデータを入れてご持参ください。マックを利用される方はご自身でパソコンとコネクターをご持参ください。データを備え付けのパソコンデータをUSBなどから移して使われる方は分科会開始前にその作業を済ませていただけると進行がスムーズになります。なお、資料等を配布される場合は、必要部数をコピーのうえご持参願います。当日は会場でコピー機等の利用はできません。また、会場周辺にはコンビニ等もございませんのでご注意ください。
託児室の設置
大会開催にあたり、託児補助金を支給いたします。大会に参加するために託児サービスを利用した会員に対し、下記の要領で費用の一部を補助します。
*対象となるお子さんは、会員本人のお子さん(小学生未満)に限ります。2人以上のお子さんについても申請ができます。
*託児サービスの依頼は,申請者がご自身で行ってください。
*補助金額は、お子さん1人につき7,000円とします。
*補助金を申請される方は、jaas-autumn[@]npo-ochanomizu.org([@]を@に置き換えてください)に10月31日(金)までにご連絡ください。その際にはメールの件名を「託児サービス利用の事前届」などとしてください。期日を過ぎた場合には補助を受けられませんのでご注意ください。こちらから必要な書類をお送りし、またその後の手続きについてお知らせします。
*学会当日は、当方で出席を確認いたします。
【会場部屋割】
部屋割り 会場地図(後日ご案内予定)
【大会参加申し込み】
申込の締め切りは、10月31日(金)です。会員の方は、司会・報告者・討論者など登壇者の方々も含めて申し込みを行ってください。
非会員の方で参加をご希望の方は 、10月31日(金)までに参加登録フォーム( https://forms.gle/LqYRewtf9WRDR7W87 )より送信、もしくは下記までメールでご連絡ください。
メールでご連絡いただく場合、タイトルを「大会参加希望(非会員)」としたうえで、「お名前」「ご所属」「ご連絡先E-mail」「ご参加になりたいセッション」を明記し、大会専用メールアドレス:jaas-autumn[@]npo-ochanomizu.org ([@]を@に置き換えてください)までお申し込みください。ご参加申し込みにつきまして、大会実行委員会より11月4日(火)以降お返事を差し上げます。当日はそのデジタルデータ、または印刷したものをお持ちください。
2025年度アジア政経学会秋季大会プログラム
11月8日(土)
10:00-12:00 自由論題1-3/自由応募分科会1
12:00-13:00 昼食
13:00-15:00 自由論題4-5/自由応募分科会2-3
15:15-17:15 共通論題
17:30-19:30 懇親会
11月8日(土)
10:00-12:00 自由論題1-3/自由応募分科会1
自由論題1.認識と政治外交
司会:大庭三枝(神奈川大学)
報告1:林載桓(青山学院大学)
「日本版中国研究者調査2025:概要と予備的考察」
報告2:汪牧耘(東京大学)
「『第三空間』としてのグローバルサウス:見かけの複雑さを切り崩すための概念構築」
討論:菱田雅晴(法政大学)、大庭三枝(神奈川大学)
自由応募分科会1.「社会主義」的統治とは何か―中国の統治体制におけるソ連要因
司会:石塚迅(山梨大学)
報告1:許楽(慶應義塾大学)
「社会主義体制下の失業とその対策:中国から見るソ連・東欧経験」
報告2:小嶋華津子(慶應義塾大学)
「1980年代中国における治安体制の再建過程と『社会主義』」
報告3:熊倉潤(法政大学)
「中国の民族区域自治におけるソ連要因」
討論:石塚迅(山梨大学)、川島真(東京大学)
自由論題2.新興国の台頭の検証
司会:大橋英夫(専修大学)
報告1:王冰(暨南大学東京校)
「習近平政権の『対外宣伝』:その狙い、メディア戦略と担い手をめぐり」
報告2:PHUYAL MOHAN(創価大学)
「モデイ政権の下のインドのグローバル化と経済自由化: 独立後の開発戦略からの連続性と変容」
報告3:梶谷懐(神戸大学)
「中国の対外援助と新興国の『早すぎる脱工業化』―新データに基づく再検証―」
討論:山口信治(防衛研究所)、佐藤創(南山大学)、大橋英夫(専修大学)
自由論題3.アジアの社会政策
司会:坂田正三(JETROアジア経済研究所)
報告1:真殿仁美(城西大学)
「ポスト小康時代における障害者の就業政策 ~融合を推し進める支持性就業への注目」
報告2:原正敏(ビジネス・ブレークスルー大学)
「途上国の経済発展と高等教育:ASEAN地域における低位中所得国の罠からの脱却に向けて」
討論:山形辰史(立命館アジア太平洋大学)
12:00-13:00 昼食
13:00-15:00 自由論題4-5/自由応募分科会2-3
自由論題4.アジアの政治と社会
司会:中溝和弥(京都大学)
報告1:藤原尚樹(広島大学大学院、日本学術振興会)
「フィリピンの郊外における空間形成と政治変動」
報告2:板倉和裕(奈良工業高等専門学校)
「現代インドにおけるムスリム政党の登場と持続:全インド・ムスリム統一評議会の活動を中心に」
報告3:水野敦子(九州大学)
「ミャンマーにおける非親族間の農地賃貸借の拡大:タンダビン郡稲作農村の事例」
討論:日下渉(東京外国語大学)、伊豆山真理(防衛研究所)、久保公二(学習院大学)
自由論題5.中国現代史の再検討
司会:大澤武司(福岡大学)
報告1:早田寛(慶應義塾大学)
「対外開放黎明期中国における行政組織改革――地方の対外貿易管理をめぐる条塊関係」
報告2:褚懿(東京大学大学院)
「中ソ対立と池田時期における日中関係――『二つの中間地帯論』と中国の対日政策を再検討」
討論:渡辺直土(熊本大学)、大澤武司(福岡大学)
自由応募分科会2. 大規模言語モデルとアジア研究
司会:伊藤亜聖(東京大学)
報告1:伊藤亜聖(東京大学)
「パネルの狙いと中国の政治経済研究における大規模言語モデル」要旨
報告2:八木暢昭(京都大学大学院)
「東南アジアにおける研究の実践から見た大規模言語モデルの利活用について」要旨 論文
報告3:後藤潤(政策研究大学院大学)
「インドにおける大規模言語モデルと開発経済学研究の進展」要旨
討論:林載桓(青山学院大学)
自由応募分科会3.”Political Dynasties” in Southeast Asia: Continuity and Change(使用言語:英語)
司会:永井史男(大阪公立大学)
報告1:森下明子(同志社大学)
“Democratic Elections, Political Families, and “Political Dynasty” in Indonesia”
報告2:ホルムズ・ロナルド(デ・ラ・サール大学)
“When Dynasties Collide: The Marcos–Duterte Dispute and the Politics of Elite Continuity”
報告3:プラチャク・コンキーラティ(タマサート大学)
“The Fragile Roots of Political Dynasties in Thailand: Historical and Institutional Perspectives”
討論:鈴木絢女(立教大学)、板谷大世(広島市立大学)
15:15-17:15 共通論題 国際日本学とアジア研究
司会:劉建輝(国際日本文化研究センター)
登壇者:清水唯一朗(慶應義塾大学)
「日本研究のマルチ・ヒストリオグラフィーのなかで」
鈴木絢女(立教大学)
「日本は東南アジアでどう教えられているか」
落合恵美子(京都産業大学)
「アジアと考える/日本が見える―日本研究の再生のために」