2024年度春季⼤会のご案内

アジア政経学会会員各位

2024年度春季大会を、6月15日(土)、16日(日)に神奈川大学みなとみらいキャンパスにて対面方式で実施いたします。6月15日(土)は午前中に自由論題と自由応募分科会計3つのセッションを開催し、昼休みに理事会と評議会、午後にも自由論題で計3つのセッションを開催したあと、国際シンポジウム・樫山セミナーを開催します。夕方には、会員総会、アジア政経学会優秀論文賞授賞式、懇親会が実施されます。6月16日(日)は、午前に自由論題と自由応募分科会とで計3つのセッションを開催し、午後には共通論題が行われます。
前回大会に引き続き、懇親会も実施いたします。なお、今回は懇親会費の事前振込制度を導入します(当日参加も可です)。詳細は下記をご覧ください。
多くの会員の皆様の参加をお待ちしています。

研究企画委員・春季大会実行委員一同
〈アジア政経学会研究企画委員会〉
研究企画担当理事:林載桓(青山学院大学)、鈴木絢女(立教大学)
研究企画委員:門闖(大阪産業大学)、和田一哉(金沢大学)
〈2024年度春季大会神奈川大学実行委員会〉
大庭三枝(委員長)、孫安石(副委員長)、石井梨紗子、川上桃子、柳澤和也
■大会参加申し込みフォーム
参加申し込みは、6月6日(木)までに、以下のリンクからお願いいたします。
https://forms.gle/QNKoAH1gFHqFCK8m9

■大会に関する問い合わせ先
お問い合わせは、下記の大会専用メールよりお願いいたします。
jaasspring2024[@]gmail.com([@]を@に置き換えてください)

実行委員会からのお知らせ

【2024年6月15日(土)、16(日) 神奈川大学みなとみらいキャンパス】
今回の大会は、神奈川大学みなとみらいキャンパスが会場となります。
受付は1階会場にて行いますので、正面玄関から入って受付を済ませ、会場のある4階までエレベーターでお越しください。

以下の諸点をお読みのうえ、ご不明の点等がございましたら、実行委員会までご連絡ください。

感染症対策
2023年5月8日(月)以降、新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類感染症に移行しました。ただし、新型コロナウイルス感染症はいまだ収束しておらず、インフルエンザも流行していることから、参加者各自の感染対策をお願いしたく存じます。

大会のペーパーレス化
従来通り、ペーパーレス化を進めるため、報告者のレジュメをまとめた大会要旨集は作成いたしません。報告要旨やフルペーパーは、学会の大会ウェブサイトをご覧ください。閲覧に必要なIDとパスワードは、会員宛てにメール配信もしくは郵送される大会案内をご確認ください。
なお、みなとみらいキャンパス1階と4階において当日使用できるWiFiのID及びパスワードを会場にてお知らせします。大会当日に無線LANを利用して、報告要旨やフルペーパーをご覧になる場合、そちらをご利用ください。また、神奈川大学ではeduroamサービスも利用できます。

名札について
受付にて、名札ホルダーをお渡ししますのでそれに名刺を入れてご使用ください。なお、大学側から学会参加者・関係者であることが識別できる措置をとることを要請されております。よって、当日名札ホルダーと共に、ステッカーをお渡しするのでそれを名札ホルダー表の右上に貼ってください。

昼食、休憩所、キャンパス内全面禁煙について
土、日ともキャンパスビル内の学食は休業しておりますが、1階に位置するレストランVoyageは土曜のみランチ営業をしております(11:00〜14:00)。土日とも、近くに飲食店およびコンビニがいくつかございますので、会場にてレストランマップを配布いたします。また、キャンパス1階および4階に一箇所ずつ、自動販売機が設置されています。
学会会場となる4階及び1階の米田吉盛ホール(樫山セミナー会場)においては、蓋つきの飲み物のみ許可されております。その他の飲食はお控えください。なお、キャンパス1階のカフェスペース(後日地図を配布します)においては飲食可能となっております。
キャンパス内は全面禁煙であり、敷地内(外など)も禁煙となります。喫煙所もございません。また、近隣に迷惑となるような喫煙(路上喫煙)などもお控えいただきますよう、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

懇親会について
樫山セミナー終了後、会員総会、アジア政経学会優秀論文賞授賞式、および懇親会をみなとみらいキャンパス1階にあるレストランVoyageにおいて開催します。今回から、学会ウェブサイトの「マイページ」機能を利用した事前の参加申し込み(=オンライン決済による参加費のクレジットカード払い)を実施します。
これまでと同じく、懇親会当日の参加の申し込み(=現金払い)も可能です。
ただし、事前申し込みの場合は、当日申し込みの場合よりも、参加費がいくらかお得となっています。
皆さまふるってご参加ください。

2024年6月15日(土)19時頃〜(18時半からの会員総会、アジア政経学会優秀論文賞授賞式 終了後)
レストラン Voyage (神奈川大学 みなとみらいキャンパス内)
https://www.kanagawa-u.ac.jp/campuslife/dininghall/minatomirai/voyage/

参加費(名誉会員は参加費不要)
[事前申し込み] 一般会員5,700円 優待、学生会員2,700円(クレジットカードのみ)
※252円程度の手数料が別途かかります
[当日申し込み] 一般会員6,500円 優待、学生会員3,500円(現金)

事前申し込み(=参加費の事前のお支払い)の方法、締め切り期限
アジア政経学会ウェブサイトの「会員ページ」末尾の「会員マイページ」よりログインページにすすみ、会員マイページにログインして「イベント情報」に掲載されている「年次大会の情報」をクリックしてください。懇親会の詳細情報が表示されますので、ご確認のうえ、お申し込み(=お支払い)ください。
事前申し込みの締め切り期限は、6月6日(木)です。

注意事項
●参加費の事前のお支払いは、クレジットカード払いのみ可能です。支払方法について、画面上は、3種類の方法(クレジットカード払い、コンビニ払い、payeasy)が表示されますが、実際の支払いはクレジットカードのみでしか受け付けられません。
●会員マイページで「会員種別の選択」と「管理者の承認」を済ませていないと、イベント情報を確認できず、事前の支払いが出来ません。会員マイページで「会員種別の選択」(会費額と支払い方法の選択)を行いますと、申請状態になり、管理者が承認すると「管理者の承認」のお知らせメールが届きます。このメールが送付されたあと、会員マイページにログインすると「イベント情報」より懇親会費の事前支払いが可能となります。定期的に「管理者の承認」を行うようつとめますが、「管理者の承認」のお知らせメールが届くまでに多少時間がかかる場合があります(土日祝日は除く)。
●お支払いいただいた事前申し込みの参加費は、理由のいかんにかかわらず、返金できません。この点、ご了承ください。
●「会員マイページ」の操作方法は学会HP「会員ページ」に掲出されている「シクミネット会員用操作マニュアル」の「イベント情報」よりご確認ください。
●参加費の事前支払いに関する問い合わせは下記までお願いいたします。
jaas-spring[@]npo-ochanomizu.org([@]を@に置き換えてください)

報告者へのお願い
会場ではパソコン(ウィンドウズ)およびプロジェクターを利用できます。パワーポイントなどをご利用の際は、USBなどにデータを入れてご持参ください。マックを利用される方はご自身でパソコンとコネクターをご持参ください。
資料等を配布される場合は、必要部数をコピーのうえご持参願います。当日は会場でコピー機等の利用はできませんので、キャンパス周辺のコンビニ等をご利用ください。

託児室の設置
大会開催にあたり、託児補助金を支給いたします。大会に参加するために託児サービスを利用した会員に対し、下記の要領で費用の一部を補助します。
*対象となるお子さんは、会員本人のお子さん(小学生未満)に限ります。2人以上のお子さんについても申請ができます。
*託児サービスの依頼は,申請者がご自身で行ってください。
*補助金額は、お子さん1人につき7,000円とします。
*補助金を申請される方は、jaasspring2024[@]gmail.com([@]を@に置き換えてください)に6月3日(月)までにご連絡ください。その際にはメールの件名を「託児サービス利用の事前届」などとしてください。期日を過ぎた場合には補助を受けられませんのでご注意ください。こちらから必要な書類をお送りし、またその後の手続きについてお知らせします。
*学会当日は、当方で出席を確認いたします。

【会場へのアクセス】
神奈川大学みなとみらいキャンパス
・みなとみらい線「みなとみらい駅」下車徒歩約6分
・ みなとみらい線「新高島駅」下車徒歩約4分
・ JR・東急東横線・京浜急行・相鉄本線・横浜市営地下鉄「横浜駅」 下車徒歩約11分
・ JR・横浜市営地下鉄「桜木町駅」下車徒歩約12分
※駐車場がありませんので、自家用車の利用はご遠慮ください。

アクセスマップ
https://www.kanagawa-u.ac.jp/access/minatomirai/
キャンパス案内
https://www.kanagawa-u.ac.jp/aboutus/information/facilities/minatomirai/

【会場部屋割】
後日発表します。

【大会参加申し込みフォーム】
申込の締め切りは、6月6日(木)です。会員の方は、司会・報告者・討論者など登壇者の方々も含めて以下のリンクから申し込みを行ってください。
https://forms.gle/QNKoAH1gFHqFCK8m9

非会員の方で参加をご希望の方は 、6月6日(木)までにメールでご連絡ください。メールのタイトルを「大会参加希望(非会員)」としたうえで、「お名前」「ご所属」「ご連絡先E-mail」「ご参加になりたいセッション」を明記し、大会専用メールアドレス:jaasspring2024[@]gmail.com ([@]を@に置き換えてください)までお申し込みください。ご参加申し込みにつきまして、大会実行委員会より6月10日(月)以降お返事を差し上げます。当日はそのデジタルデータ、または印刷したものをお持ちください。

2024年度アジア政経学会春季大会プログラム

6月15日(土)
10:00-12:00         自由論題1、自由応募分科会1、2
12:00-13:30         昼食、理事会、評議会
13:30-15:30         自由論題2、3、4
15:45-18:15         樫山セミナー
18:30-                  会員総会、アジア政経学会優秀論文賞授賞式+懇親会

6月16日(日)
10:00-12:00         自由論題5、自由応募分科会3、4
12:00-13:00         昼食
13:00-16:00         共通論題


6月15日(土)
10:00-12:00

自由論題1. 東南アジアの政治と経済

司会者:大泉啓一郎(亜細亜大学)

発表者1:小西鉄(福岡女子大学)
「コロナ禍期インドネシアの国家資本主義の変質」

発表者2:レヌチャンニュン(拓殖大学院)
「ベトナムにおける海外直接投資からの技術スピルオーバー効果について」

発表者3:松尾昌宏(桜美林大学)
「国際コンテナ物流から見た、インドシナ地域経済中心地の交替」 要旨 論文

討論者:佐藤百合(国際交流基金)、グエン・トゥイ(千葉商科大学)、遠藤元(大東文化大学)

自由応募分科会1. 量的テキスト分析による現代中国研究:「古くて新しい方法」のレビューと実装

司会者:林載桓(青山学院大学)

発表者1:林載桓(青山学院大学)
「量的テキスト分析による現代中国研究:源流・再興・課題」

発表者2:御器谷裕樹(慶應義塾大学院)
「中国共産党による国内・対外宣伝の計量分析:危機下における正統性維持に注目して」

発表者3:于海春(北海道大学)
「中国の政治コミュニケーションにおけるソーシャルメディア利用:党報Weiboの比較分析から」

討論者:菱田雅晴(法政大学名誉教授)、渡辺耕平(早稲田大学)

自由応募分科会2. 戦後台湾のトップリーダーたちの対日認識と政策:国民党を中心に

司会者:李鋼哲(東北亞未来構想研究所)

発表者1:段瑞聡(慶應義塾大学)
「佐藤栄作の台湾訪問と蔣介石の対応」

発表者2:陳柏宇(新潟県立大学)
「李登輝の対日観におけるアジア主義の考察」

発表者3:深串徹(島根県立大学)
「馬英九の外交思想と対日政策」

討論者:武藤秀太郎(新潟大学)、深町英夫(中央大学)

12:00-13:30:昼食、理事会、評議会
13:30-15:30
自由論題2. 中国の政治・対外政策

司会者:青山瑠妙(早稲田大学)

発表者1:張徳謀(九州大学院)
「冷戦初期中国の対日本社会党政策:「平和共存五原則」の日本への適用過程 」

発表者2:劉一鶴(慶應義塾大学院)
「中国の政策決定過程における官僚機構の戦略的交渉と同盟形成:国家環境保護総局の事例分析(1998-2007)」

発表者3:趙紆程(京都大学院)
「米中対立と経済安全保障:対中投資規制の立案過程を事例に」

討論者:杉浦康之(防衛研究所)、渡辺直土(熊本大学)、杉之原真子(フェリス女学院大学)

自由論題3. 中国の経済と社会

司会者:厳善平(同志社大学)

発表者1:章超(同志社大学院)
「中国・西部地域におけるインフラ建設の経済発展への影響に関する実証分析 :空間ダービンモデルに基づいて」

発表者2:高キン(東洋大学院)
「中国における農村住民の市民化の生活満足度に関する実証研究:農村から都市への移住を中心として」

発表者3:張馨元(横浜国立大学)
「The Supply and Demand of Dry Beans in China: An Analysis Using the Food Values Framework」

討論者:橋口善浩(アジア経済研究所)、山田七絵(アジア経済研究所)、菅沼圭輔(東京農業大学)

自由論題4. 政党・党組織研究

司会者:加茂具樹(慶應義塾大学)

発表者1:和田知樹(北海道大学院)
「中国国民党政権における「以党治国」の逸脱:第4次「囲剿」作戦期の党政関係を中心として」

発表者2:橋本誠浩(久留米大学)
「規模と中国共産党政権:民主集中制下での「コミュニティ」建設」 要旨 論文

発表者3:伊賀司(名古屋大学)
「反体制運動から政権与党へーマレーシア・人民公正党(PKR)の政党組織論的研究序説(1998~2022年) 」

討論者:阿南友亮(東北大学)、江口伸吾(南山大学)、中村正志(アジア経済研究所)

15:45-18:15
樫山セミナー 「抑圧と抵抗の時代:アートとアクティヴィズムはアジアを変えるか?」

6月16日(日)
10:00-12:00
自由論題5. 中国金融

司会者:梶谷懐(神戸大学)

発表者1:南川高範(札幌学院大学)
「国際的に移動する過剰流動性と日中資産価格の騰落に関する研究」

発表者2:岡本至(文教学院大学)
「中国不良債権「処理回避」のメカニズム:強権的先送りと市場の不信」

討論者:劉亜静(広島修道大学)、福本智之(大阪経済大学)

自由応募分科会3. 革命と中国社会の変容:「日常の政治」の視点から

司会者: 鄭浩瀾(慶應義塾大学)

発表者1:丸田孝志(広島大学)
「中華人民共和国婚姻法と革命軍人の婚姻問題」

発表者2:泉谷陽子(フェリス女学院大学)
「若き女性同志たちの悩み: 毛沢東時代に日記を書くこと書かないこと」

発表者3:大濱慶子(神戸学院大学)
「中華人民共和国建国初期の大衆娯楽の創出とダンス」

討論者:朱安新(中国南京大学)、鄭成(兵庫県立大学)

自由応募分科会4. 『国なき民』クルド人の出版と民族意識

司会者:熊倉潤(法政大学)

発表者1:能勢美紀(アジア経済研究所)
「トルコと欧州におけるクルド関係出版物の特徴と連関:クルドアイデンティティに関する言説を中心に」

発表者2:阿部達也(上智大学院)
「クルディスタンにおけるマドラサの歴史と文化的影響」

発表者3:寺本めぐ美(津田塾大学)
「1980年代のオランダにおけるクルド系移民・難民の政治運動:オランダ語雑誌を手がかりに」

討論者:熊倉潤(法政大学)、粕谷元(日本大学)

12:00-13:00:昼食
13:00-16:00
共通論題 「アジア海洋秩序の現段階:グレーゾーン紛争と経済」

司会者:大庭三枝(神奈川大学)

発表者1:古谷健太郎(政策研究大学院大学・慶應義塾大学・海上保安大学校)
「中国の海上におけるグレーゾーン戦略と周辺国の対応」

発表者2:佐藤考一(桜美林大学)
「東シナ海・南シナ海における中国の海洋攻勢の構図(仮題)」

発表者3:魏鍾振(九州産業大学)
「アジアにおける国際秩序の形成に資する安定的な国際海上輸送の確保」

発表者4:毛利亜樹(筑波大学)
「フィリピンにおける第三国プレゼンスに関する中国側言説」

討論者:益尾知佐子(九州大学)、春日尚雄(亜細亜大学)、大庭三枝(神奈川大学)

以上