2014年度アジア政経学会西日本大会のご案内 |
アジア政経学会会員各位 2014年度西日本大会は11月29日(土)に京都大学(吉田キャンパス)にて開催いたします。 今回の大会では、共通論題として、「現代アジアにおけるグローバル化と排他的ナショナリズム」を企画しました。いまの世界中で現れているグローバル化の進展と排他的ナショナリズムの高揚、という組み合わせをどのように理解することができるのか。アジアにおけるこの問題をインド、中国、タイ、インドネシアの専門家に議論をいただきます。また、午前の部と午後1の部では自由論題4つ(「中国と近現代史」、「経済と農村・土地」、「中国と国際関係」、「経済発展と技術・ガバナンス」)と分科会2つ(「州政治と連邦政治:インド新政権の統治能力を考える」、「アジアにおける企業と経済開発:企業レベルデータによる計量的アプローチ」が用意されております。 皆様のご参加をお待ち申し上げます。
アジア政経学会西日本大会企画委員会
◆実行委員会連絡先 |
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お知らせ
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2013年度アジア政経学会西日本大会プログラム開催日:2013年11月29日(土) プログラム |
【午前:自由論題】 10:00-12:00自由論題1 中国と近現代史 10:00-12:00司会兼討論:田中仁田中仁(大阪大学) 報告1:高橋祐三(東海大学) 「1930〜40年代中国重慶における民主・憲政・救国論争:民主諸党派を中心として」 報告2:大田千波留(長崎県立大学) 「記憶とノスタルジア:広東省G市における毛沢東紀念品を事例として」 報告3:団陽子(神戸大学・大学院) 「日本残存艦艇の分配と国民政府の対日賠償要求:冷戦形成過程における米ソの駆け引きの中で」 討論:石川禎浩(京都大学) 自由論題2 経済と農村・土地 10:00-12:00司会兼討論 梶谷懐(神戸大学) 報告1:王佳(九州大学・大学院) 「中国の住宅価格にバブルが存在するか:省別のパネルデータを用いた実証分析」 報告2:呉青姫(神戸大学・研究員) 「中国農村におけるリスクシェアリング」 報告3:山田 祐樹久(京都大学・大学院生) 「ベトナム紅河デルタ農家の市場化対応と合作社の構造変化:安全野菜生産村を事例に」 討論:伊藤順一(京都大学) 自由論題3 経済発展と技術・ガバナンス 13:00-15:00司会兼討論:三重野文晴(京都大学) 報告1:美甘信吾 (信州大学) 「東南アジア諸国の経済ガバナンスは改善されているか:フィリピンとタイの金融ガバナンスの比較研究」 報告2:卫娣 (Wei Di, 同志社大学・大学院生) 「中国における技術移転戦略:旧ソ連からの技術移転を中心に」 討論:丸川知雄(東京大学) 【午後1:自由論題・分科会】13:00−15:00自由論題4 中国と国際関係 13:00-15:00司会兼討論:高橋伸夫 (慶応義塾大学) 報告1:チュイデンブン(桐蔭横浜大学) 「中国の膨張とどう向き合うべきか―弁証法で国際政治の行方を追う―」 報告2:柴田哲雄(愛知学院大学) 「習近平の外交政策の原像」 報告3:兪敏浩(名古屋商科大学) 「中国におけるグローバル・ガバナンス論に対する一考察ー政策志向のシンクタ ンクの議論を中心に」 討論:浅野亮 (同志社大学)、今野茂充(東洋英和女学院大学) 自由応募分科会 州政治と連邦政治:インド新政権の統治能力を考える13:00-15:00司会:吉田修(広島大学) 報告1:志賀美和子(専修大学) 「ヒンドゥー・ナショナリズムとタミル・ナショナリズムの相克?:タミル・ナードゥ州政治再考」 報告2:三輪博樹(中央大学) 「『良い統治』をめぐる有権者の意識と政党政治:アーンドラ・プラデーシュ州とテランガーナ州の事例から」 報告3:北川将之(神戸女学院大学) 「カルナータカ州の留保制度と政治」 討論:近藤則夫(アジア経済研究所) 企画分科会 アジアにおける企業と経済開発―企業レベルデータによる計量的アプローチ―
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