2017年度アジア政経学会春季大会のご案内
 

アジア政経学会会員各位

 2017年度春季大会を6月24日(土)〜25日(日)に開催いたします。

 6月24日(土)〜25日(日)は、一橋大学(東京都・国立市)にて、評議会・理事会、総会、国際シンポジウム、共通論題、自由論題、分科会、および樫山セミナーを行います。
 今回の大会では、中国経済の実証分析、中国とアジア太平洋地域、東アジアの食料・農業・土地、中国政治の動態、東・東南アジアの国際関係・政治、東南アジアの移動・地域協力、東アジアの経済、東アジアの企業・金融などの問題を扱う自由論題のセッションが8つ、アジアにおける性的マイノリティの政治:家族・宗教・国家、インドの産業発展と日系企業、ベトナム社会の上位層、アジア太平洋秩序とチャイナ・ファクター、ポスト・マハティール期のマレーシア政治を扱う自由応募分科会が5つ企画されています。
 24日には自由論題や自由応募分科会のほか、共通論題「2017:不確実性の時代のアジアと世界」、また開催校企画の国際シンポジウムで「カンボジア大規模アンケート調査報告:ドル化から見える政治・経済の実相」が開催されます。また同日夕方には、会員総会および懇親会が予定されています。二日目の6月25日(日)は、引き続き自由論題、自由応募分科会がおこなわれますが、午後には樫山セミナー「データアーカイブとアジア研究」が公益財団法人樫山奨学財団との共催で開催され、中国、韓国、フィリピンなどから研究者を招聘してアジア研究の将来展望について議論します。
 会員の皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。

研究企画委員会・春季大会実行委員会一同
<アジア政経学会春季大会企画委員会>
 研究企画担当理事:川島真(東京大学)、川中豪(アジア経済研究所)
<一橋大学・春季大会実行委員会>
 実行委員:奥田英信(代表)、馬欣欣、南裕子
<国際シンポジウム(樫山セミナー)担当>
 園田茂人(東京大学)

■大会に関する問い合わせ先
*お問い合わせは、下記の大会専用メールアドレス宛にE-mailでお願いいたします。
大会実行委員会
〒186—8601 東京都国立市中2-1 一橋大学経済学部 奥田英信研究室
E-mail: jaas-spring[@]npo-ochanomizu.org ([@]を@に置き換えてください。大会専用アドレス)


実行委員会からのお知らせ

【6月24日(土)・25日(日) 於 一橋大学(国立キャンパス)】
 今回の大会はアジア政経学会と一橋大学経済学研究科・経済研究所との共催です。大会1日目・2日目の両日、一橋大学(国立キャンパス、大学通りを挟んで西キャンパスと東キャンパスに分かれています)が会場となります。都心から距離があるため、ご不便をおかけすることと存じます。また、実行委員はわずか3名であるため、大会会場の設定に最大限の簡略化をはかっており、ご期待に添えていないところがあるかもしれません。以下の諸点をお読みのうえ、ご不明の点等ございましたら遠慮なく実行委員会までご連絡ください。

  1. 大会のペーパー・レス化
     今大会はペーパー・レス化を進めるため、報告者のレジュメをまとめた大会要旨集を作成しません。報告要旨は、報告者のフルペーパーとともに、下記の大会ウェブサイトに掲載してあります。フルペーパー閲覧の際に必要なIDとパスワードは、今回配信の大会案内をご参照ください。また、会場ではWi-Fi設備が提供できませんので、あらかじめご承知おきください。
  2. 昼食と休憩所について
     キャンパス内の学生食堂は、大会当日は休業しております。昼食については、国立駅周辺の店舗で調達いただくなど、各自ご持参ください。
     また、休憩スペースを会場(西キャンバス本館)31番室に設けますので、こちらもご利用ください。なお、今回は休憩スペースでは飲み物やお菓子を用意いたしませんので、各自ご持参いただくか、キャンパス内の自動販売機などをご利用ください。
  3. 懇親会について
     午後のセッションとシンポジウム終了後、東キャンバスのマーキュリータワー7階ホールに移動し、会員総会に引き続き懇親会を開催します。マーキュリータワーへの移動時間は、大学通りを横断して西キャンパスから東キャンパスに移動するため、徒歩で8分程度は必要です。懇親会費はおひとりあたり4,000円、優待・学生の方は3,000円となります。
  4. 報告者へのお願い
     当日会場ではプロジェクターの使用が可能ですが、PCはご持参ください。また会場のコネクターはウィンドウズ用となっておりますので、マック用のコネクターはご持参ください。資料等を配布される場合は、必要部数(最大で50部程度)をコピーのうえご持参願います。当日は会場でコピー機等の利用ができませんので、国立駅南口広場のローソン国立駅南口店などコンビニをご利用ください。
  5. 託児室の設置
     託児所の利用が必要な場合、事前に実行委員会に届けのあったものについて、料金の半額を補助します(ただし補助上限を7,000円とします)。料金支払いの領収書を大会受付(本館入口)までご持参ください。託児所への利用申込と支払いについては、各自で手続きをしてください。なお、国立周辺では3カ所の保育所が土・日曜日一時保育サービスを提供していますが、サービスの定員数は最大5人のため、申込順位によっては利用できない場合もあります。
     託児所利用の事前届および国立周辺の保育所情報に関しては、hokuda[@]econ.hit-u.ac.jpまで事前にお問い合わせ、ご連絡下さい。([@]を@に置き換えてください)

【会場へのアクセス】
6月24日(土)・25日(日):一橋大学(東京都国立市中2-1)
JR中央線(東京駅から快速で約55分、新宿駅から快速で40分)
国立駅:南口から徒歩約10分
JR中央線へは、JR総武線と地下鉄東西線が三鷹駅まで乗り入れしています。
アクセスマップ:http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/kunitachi.html

【大会出欠アンケート】
 大会に参加される方は、出欠アンケートのサイト https://goo.gl/forms/KFrIQxBvuogBNNdh2 、もしくはメールでご案内した出欠アンケートでご回答をお願いいたします。回答の締め切りは、6月7日(水)です。
 本学会は基本的に一般公開されていますので、非会員の方もご自由にご参加ください。参加をご希望の方は、上記の出欠アンケートのサイトにご回答いただくか、「お名前」「ご所属」「ご連絡先E-mail」「参加希望のセッション名」を明記の上、大会専用メールアドレス:jaas-spring[@]npo-ochanomizu.org([@]を@に置き換えてください。大会専用アドレス)


2017年度春季大会プログラム

*以下のプログラムの司会者、報告者、討論者には変更あるいは追加が生じる場合があります。

6月24日(土)
9:30 受付開始
10:00−12:00 自由論題・分科会
12:00−14:00 理事会・評議員会
14:00−16:00 共通論題・自由論題・分科会
16:30−17:00 会員総会
17:00−19:00 懇親会 4,000円 優待・学生 3,000円


6月24日(土)
【午前】10:00-12:00


自由論題1 中国経済の実証分析 (30番教室)

司会兼討論:渡邉真理子(学習院大学)

報告1:南川高範(環日本海経済研究所)

「需給の空間的構造を考慮したVARモデルによる遼寧省経済停滞要因の考察」 要旨  

報告2:中兼和津次(東京大学名誉教授)・三竝康平(帝京大学)

「中国における地方過剰投資の政治経済学:省別パネルデータによる実験的分析」 要旨  

報告3:范丹(西南財経大学)・伍駿騫(西南財経大学)

「農外就業、大規模経営体と農地経営権の流転:空間計量経済モデルに基づいた実証分析」 要旨  

討論:藤井大輔(大阪経済大学)
討論:陳光輝(神戸大学)

自由論題2 中国とアジア太平洋地域 (34番教室)

司会兼討論:高原明生(東京大学)

報告1:大嶋英一(星槎大学)

「中国の海洋政策決定過程−1988年の南シナ海における中越海戦のケース」要旨  

報告2:張雲(新潟大学)

「中国の国際システムへの戦略認知と対日政策の関連性」要旨  

討論:益尾知佐子(九州大学)

自由論題3 東アジアの食料・農業・土地 (36番教室)

司会兼討論:川島真(東京大学)

報告1:朴敬玉(日本学術振興会外国人特別研究員)

「近代間島地域における食料流通について」 要旨  

報告2:那孫孟和(東北大学大学院博士後期課程)

「ソロン・エヴェンキの牧畜経済活動についての考察」 要旨  

報告3:ボヤント(桐蔭横浜大学講師)

「内モンゴルにおける土地紛糾の一考察」 要旨  

討論:山田七絵(アジア経済研究所)

自由論題4 中国政治の動態 (38番教室)

司会兼討論:天児慧(早稲田大学)

報告1:馬嘉嘉(立教大学大学院博士課程)

「1970年代中国における腐敗と反腐敗:黒竜江省王守信横領事件をめぐって」 要旨  

報告2:熊倉潤(日本学術振興会海外特別研究員)

「少数民族自治区上層部の再編過程から見た文化大革命(1966-76)」 要旨  

報告3:謝志海(共愛学園前橋国際大学)・菊池真純(東京大学)

「中国政府主導のチャイナタウン建設計画に関する一考察:アラブ首長国連邦ドバイのドラゴン・マートを事例に」 要旨  

討論:佐々木智弘(防衛大学校)

自由応募分科会1 「アジアにおける性的マイノリティの政治:家族・宗教・国家」(26番教室) 要旨  

司会:日下渉(名古屋大学)

報告1:田村慶子(北九州市立大学)

「台湾とシンガポールにおける性的マイノリティーの人権と市民社会」 要旨  

報告2:伊賀司(京都大学研究員)

「現代マレーシアにおける「セクシュアリティ・ポリティクス」の誕生―『アンワル同性愛裁判』の影響再考と活性化するLGBT運動」 要旨  

報告3:宮脇聡史(大阪大学)

「フィリピンにおけるカトリック教会にとっての性をめぐる価値観の「外来性」と政治」 要旨  

討論:青山薫(神戸大学)

【午後】14:00-16:00

共通論題 「2017:不確実性の時代のアジアと世界」(36番教室) 要旨

司会兼討論:竹中千春(立教大学)

報告1:高原明生(東京大学)

「不確実な世界の中の中国―ポスト毛沢東時代の終焉か」 要旨  

報告2:木宮正史(東京大学)

「米中国益第一主義の狭間の朝鮮半島:韓国政治の不確実性と北朝鮮政治の硬直性」 要旨  

報告3:金子芳樹(獨協大学)

「不確実性下で揺れる東南アジア―国内政治と地域統合の新たな分岐点」 要旨  

報告4:竹中千春(立教大学)

「グローバル・インドへの躍動:その内政と外交の交錯」 要旨  

(開催校主催) 国際シンポジウム
「カンボジア大規模アンケート調査報告:ドル化から見える政治・経済の実相」(30番教室) 要旨

司会:奥田英信(一橋大学)

報告1:山田裕史(新潟国際情報大学)

「ポル・ポト政権後のカンボジア政治」   

報告2:SAMRETH Sovannroeun(埼玉大学)

「ポル・ポト政権後のカンボジア経済発展」 要旨  

報告3:小田島健(JICA研究所)

「ドル化の実態:NBC-JICA共同調査の第1次調査結果」 要旨  

報告4:Lam Roviay(カンボジア・マイクロ・ファイナンス協会)

「マイクロファイナンスを巡る政治経済情勢」 要旨  

討論:報告者全員によるパネル討論

自由論題5 東・東南アジアの国際関係・政治 (34番教室)

司会兼討論:岡本次郎(下関市立大学)

報告1:木村友彦

「東ティモール問題に対するウィルシー豪外相の政策、1974-1975年」 要旨  

報告2:原民樹(一橋大学大学院博士課程)

「フィリピンにおける地方政治の革新:シキホール島の事例」 要旨  

報告3:石塚迅(山梨大学)

「公共圏(公共空間)と中国憲法学:北京・三味書屋の試みに注目して」 要旨  

討論:日下渉(名古屋大学)
討論:中岡まり(常磐大学)

自由論題6 東南アジアの移動・地域協力 (26番教室)

司会兼討論:佐藤百合(アジア経済研究所))

報告1:横本真千子(北海道大学地域経済経営ネットワーク研究センター研究員)

「インドネシア家事労働者の送り出し制度の問題点」 要旨  

報告2:鈴藤麻里菜(拓殖大学大学院博士課程)

「ASEANの保健衛生向上改革」 要旨  

報告3:吉野文雄(拓殖大学)

「ASEAN統合構想(IAI)の経済統合に対する効果」 要旨  

討論:清水一史(九州大学)

自由応募分科会2 「インドの産業発展と日系企業」(38番教室) 要旨  

司会:絵所秀紀(法政大学)

報告1:佐藤隆広(神戸大学)

「経済統計からみたインド進出日系企業」 要旨  

報告2:藤森梓(大阪成蹊大学)

「Firm Heterogeneity and the Behaviour of Japanese Manufacturing Multinationals in India」 要旨  

報告3:上池あつ子(神戸大学)

「模倣と革新のインド製薬産業史」 要旨  

討論:佐藤創(アジア経済研究所)

6月25日(日)
09:30 受付開始
10:00−12:00 自由論題・分科会
13:00−16:00 樫山セミナー「データアーカイブとアジア研究」 

【午前】 10:00-12:00

自由論題7 東アジアの経済 (34番教室)

司会兼討論:寳劔久俊(関西学院大学)

報告1:馬欣欣(一橋大学)

「The Effects of Minimum Wage on Wage Distribution in Urban China」 要旨  

報告2:柳学洙(日本学術振興会特別研究員)

「北朝鮮の工業配置と企業間ネットワーク」 要旨  

討論:後藤富士男(京都産業大学)

自由論題8 東アジアの企業・金融 (36番教室)

司会兼討論:高安雄一(大東文化大学)

報告1: 齋藤幸則(桃山学院大学)

「中国進出日系企業における経営現地化にかんする事例分析:ガバナンスの観点から」 要旨  

報告2:赤羽淳(横浜市立大学)

「鴻海集団の液晶パネル事業戦略」 要旨  

報告3:李素軒(東京大学大学院博士課程)

「資本自由化以降の韓国における二つの外貨流動性危機の比較分析」 要旨  

討論:吉岡英美(熊本大学)
討論:森路未央(大東文化大学)

自由応募分科会3 「ベトナム社会の上位層」(30番教室)要旨  

司会:荒神衣美(アジア経済研究所)

報告1:石塚二葉(アジア経済研究所)

「ドイモイ期ベトナムの政治エリート層」 要旨  

報告2:藤田麻衣(アジア経済研究所)

「ベトナム大企業経営者の属性と出世過程―ホーチミン証券取引所上場企業の経営者の考察―」 要旨  

報告3:伊藤未帆(神田外語大学)

「行経済期ベトナムにおける大卒労働者のキャリアパス」 要旨  

討論:園田茂人(東京大学)

自由応募分科会4 「アジア太平洋秩序とチャイナ・ファクター」(38番教室) 要旨  

司会:黒柳米司(大東文化大学名誉教授)

報告1:浅野亮(同志社大学)

「米中対峙下におけるアジア太平洋秩序の変容と中国」 要旨  

報告2:平川幸子(早稲田大学)

「リベラルな国際秩序の維持:台湾とASEANに光を」 要旨  

報告3:阿部和美(早稲田大学大学院博士課程)

「『新しい』大統領によるパプア問題への取り組み」 要旨  

討論:吉野文雄(拓殖大学)

自由応募分科会5 「ポスト・マハティール期のマレーシア政治」(26番教室) 要旨  

司会:中村正志(アジア経済研究所)

報告1:中村正志(アジア経済研究所)

「幻の二大政党制:変わる政党システム、変わらないUMNOのヘゲモニー」 要旨  

報告2:鷲田任邦(東洋大学)

「マレーシアにおける与党連合の急激な後退と路線転換の背景」 要旨  

報告3:鈴木絢女(同志社大学)

「ポスト・マハティール期の政治制度改革:扇動法修正過程にみるリーダーの生存と政治の自由化」 要旨  

討論:金子芳樹(獨協大学)

【午後】13:00-16:00 樫山セミナー「データアーカイブとアジア研究」 (36番教室)
「Development of Data Archive and Its Impact on Asian Studies」


Speakers
Prof. KIM Seokho 金 碩鎬 (Seoul National University)
Prof. WANG Weidong 王 衛東 (Renmin University of China)
Prof. Ronald D. HOLMES (De La Salle University, President of Pulse Asia) 
Prof. YOSHINO Ryozo 吉野諒三 (Research Organization of Information and Systems)

Discussants
Prof. TANAKA Akihiko 田中明彦 (National Graduate Institute for Policy Studies)
Prof. YAMAMOTO Nobuto 山本信人 (Keio University)

Moderator
Prof. SONODA Shigeto 園田茂人(University of Tokyo)

以上