2007年度アジア政経学会東日本大会のご案内 2007年5月26日(土)


アジア政経学会2007年度東日本大会開催にあたって

学習院大学アジア政経学会東日本大会
実行委員長 中居良文

 春暖の候、会員各位におかれましてはますます御健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、今年度のアジア政経学会東日本大会を学習院大学で開催することになりました。会員各位におかれましては、ご多忙のこととは存じますが、万障お繰りあわせの上ご参加いただければ幸いです。
 今年度は共通論題に「アジアのメディアの現状と可能性——市場と国家の間で」と「近隣諸国から見た中国の台頭:対中政策の変化と方向性」の2つを設けました。前者は中国、東南アジア、南アジア、西アジアの国・地域において、メディアがどのような発展を遂げ、どのような社会的使命を担い、グローバル化にどのように対応しているのかを、メディアの現場に詳しい専門家に分析していただきます。後者は著しい経済発展を遂げつつある中国を、近隣諸国がどう捉え、どのような外交関係を構築しようとしているのかに焦点をあて、アジアの中での中国を浮かび上がらせることを意図しています。朝鮮半島、東南アジア、南アジア、中央アジアの第一線の専門家が結集しました。
会員からの投稿で構成される自由論題は、5つの分科会に分けて報告がなされます。分科会は安全保障、対外認識、グローバルガバナンス、経済、政治的安定といったカテゴリーに分けられています。しかし、これらは便宜的な仕分けに過ぎません。報告者の論点、関心、分析手法は非常に多様かつ豊富であり、会員の皆様には是非多くの分科会の討論に参加されることをお勧めします。報告はいずれも力作揃いであり、今のアジアを考える上で多くの示唆を得ることができると考えます。
大会運営に関しましては、理事長をはじめ、理事各位、前実行委員長から多大な支援をいただき準備をして参りました。ただ、何分にも経験が浅く、実行委員会の所帯も小さなものですから、会員各位のご期待に沿えない部分も多いことと危惧します。至らない点は平にご容赦願いますようお願い申し上げます。

■学習院大学アジア政経学会2007年度東日本大会実行委員会
   磯崎典世(法学部)
   中居良文(法学部・実行委員長)
  
   連絡先:
   〒171-8588東京都豊島区目白1-5-1
   学習院大学法学部 中居良文
   電話03-3986-0221 FAX 03-5992-1006
   メールアドレス poligsps@gakushuin.ac.jp
   大会専用アドレス jaas-east@npo-ochanomizu.org

 

アジア政経学会2007年度東日本大会プログラム

日  程:2007年5月26日(土)
会  場:学習院大学目白キャンパス 西2号館 5階
     (http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.htmlにキャンパス地図・交通案内図があります。)
主  催:学習院大学アジア政経学会東日本大会実行委員会
受付開始: 9時30分〜(西2号館 5階エレベーターホール)
自由論題:10時00分〜12時15分(西2号館 5階各教室、4階403教室)
編集委員会:16時00分〜17時30分(西2号館 506教室)
理 事 会:12時30分〜14時00分(西2号館 505教室)
共通論題:14時00分〜17時00分(西2号館 501・502教室)
懇 親 会:18時00分〜20時00分(輔仁会館食堂)
 *各会場の教室詳細は以下の個別会場説明をご参照ください。
 

■自由論題 10時00分〜12時15分■

分科会I アジアの安全保障   会場:西2号館504教室
司会者: 茅原郁生(拓殖大学)
報告者:
1長尾賢(学習院大学大学院)「パキスタンはテロ支援国家か?」
2勝間田弘(防衛・戦略問題研究所)「『東アジア共同体』とASEANの協調的安  全保障」
3山元菜々(東京大学大学院)「1960年代アジア地域主義とオーストラリアの安全保障―ASPAC協力をめぐる反共と対中共存のはざま―」

分科会II メディアと対外認識   会場:西2号館503教室
司会者: 澤田ゆかり(東京外国語大学)
報告者:
1祁景えい(桜美林大学)「中国のインターネットにおける9・11事件の反応――公式報道との比較的視点から」
2杉浦康之(慶應義塾大学大学院)「戦後日中関係の『断絶』における中国の対日情勢認識―第四次日中民間貿易協定交渉過程と長崎国旗事件を中心に―」
3 倉田徹(東京大学大学院)「香港メディアの中国政治への影響力:言論の自由は越境できるか?」
4王雪萍(慶應義塾大学グローバルセキュリティー研究所)「日本派遣国費留学生に対する中国政府による予備教育の実態調査―1979〜1984年東北師範大学における赴日学部留学生に対する教育を中心に」

分科会III グローバルガバナンスの課題    会場:西2号館505教室
司会者: 菱田雅晴(法政大学)
報告者:
1鄭君愚(横浜国立大学大学院)「東アジアにおける産業高度化と経済統合―日本のプレゼンスとEPA戦略を中心に―」
2興津正信(大東文化大学大学院)「中国の水環境保護体制及び汚染防治 政策の歴史−海河流域を中心に−」
3新熊隆嘉(東京外国語大学)「東アジアにおけるE-wasteのマテリアルフローの解明と国際貿易政策の再検討」

分科会IV アジア経済の諸相    会場:西2号館403教室
司会者: 佐藤幸人(アジア経済研究所)
報告者:
1山口昌樹(山形大学)「アジアの国際シンジケート・ローン市場——信用スプレッドのミクロ実証分析——」
2富崎美穂(東京大学大学院)「ケインズ的成長理論の復活の可能性−韓国経済の経験をふまえて−」
3門闖(東京大学大学院)「中国銀行業の組織構造:歴史的視点による分析」

分科会V 東南アジアの政治的安定  会場:西2号館506教室
司会者: 鳥居高(明治大学)
報告者:
1高藤英樹(日本医療科学大学)「マレーシアにおける政治的安定性と政党制──社会経済変動に対する「ヘゲモニー政党制」の適応性──」
2頼俊輔(横浜国立大学大学院)「インドネシアにおける緊縮財政と米価支持政策の縮小」
3川端隆史(外務省)「マレーシア政治における『イスラーム的』な正統性−ハラール・ハブ(halal hub)戦略を事例にした一考察−」
 

■共通論題 14時00分〜17時00分■

共通論題I アジアのメディアの現状と可能性——市場と国家の間で                                    会場:西2号館501教室
 メディアの発展状況、社会的な役割の変化、グローバル化との関連、今後の課題などにつき、それぞれの国・地域の事情を比較する。
司会兼討論者: 竹田いさみ(獨協大学)
報告者:
1高井潔司(北海道大学)……………………中国
2 内藤耕(東海大学))………………………東南アジア
3 黒瀬悦成(読売新聞社)……………………南アジア
4 池内恵(国際日本文化研究センター)……西アジア

共通論題II 近隣諸国から見た中国の台頭:対中政策の変化と方向性
会場:西2号館502教室
 近隣諸国が中国をどう捉え、どのような外交関係を構築しようとしているのかに焦点をあて、アジアの中での中国を浮かび上がらせる。各報告で、近隣諸国の対中認識・対中政策の変化と方向性を検討し、日中関係についてより広い視野から捉えることをも意図している。
司会兼討論者: 毛里和子(早稲田大学)
報告者:
1木宮正史(東京大学)……………………………………朝鮮半島
2佐藤考一(桜美林大学)…………………………………東南アジア
3伊豆山真理(防衛研究所)………………………………南アジア
4河東哲夫(元在ウズベキスタン・タジキスタン大使)…中央アジア
 

大会実行委員会からのお願い

1 宿泊施設
 大会会場となっている学習院大学は新宿から約10分の場所にあるため、宿泊施設のご案内はしておりません。ご容赦ください。昼食は、大学構内の食堂や近隣の飲食店のご案内を、大会当日にお渡ししますので、そちらをご利用ください。

2 受付と各会場
 大会の主会場、西2号館はJR目白駅から歩いて5分のところにあります。改札口(一個所のみ)を出てから、直ぐ右方向に進み、信号を渡ったところにある西門からキャンパスに入ってください。道なりに右手に進んで、100メートルほど行くと、正面やや左手に茶色い5階建てのビルがあります。そこが西2号館です。エレベーターかエスカレーターで5階まで上がって下さい。5階エレベーターホールに受付を用意致します。午前の自由論題はこの建物の5階と4階で行われます。午後の共通論題は5階のみで行われます。懇親会会場は大会会場を出てすぐ左手の輔仁会館食堂で行われます。受付の時間から懇親会の時間まで、主要な場所には案内係の学生を配置します。

3 要旨集
 報告者のレジュメ(各1ページ)を1冊にまとめた大会要旨集を受付で配布します。

4 懇親会
 懇親会は大会会場を出てすぐ左手の輔仁会館食堂で18時00分〜20時00分に開催します。参加を希望する方は、参加費用の5000円を当日、受付でお支払いください。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

5 託児所設置のお知らせ
 小さいお子さんを連れて参加される会員のために、託児所を設置します。ご利用希望者は『託児室設置のお知らせ』をご覧いただき、5月18日までにFAXにて学会総務事務局までお申し込み下さい。

以上