■2005年度アジア政経学会(島根県立大学)全国大会のご案内


末廣昭理事長と宇野重昭島根県立大学学長(肩書きは大会開催時)八百万の神々と共に
アジア政経学会の会員の皆様を
歓迎いたします

 陰歴の10月は、島根(出雲)では神在月と呼んでいます。全国から八百万の神々が出雲の地に集まってくるので、全国各地には神々がいなくなることから神無月と一般にいわれ、逆に神々を迎える島根では神在月と呼んでいます。八百万の神々と共に、私共の島根県立大学で開催される2005年度アジア政経学会に集われる、会員の皆様を心から歓迎いたします。
 島根県立大学は平成12年4月に開学したばかりの、1学部、2大学院研究科からなる小さな大学です。地政学的環境をも考慮に入れながら、島根県立大学では「北東アジア学の創成」を目指して精力的に研究活動を展開しています。これを機縁として、この度アジア政経学会のご好意により本年度の全国大会を島根県立大学で開催させていただくことになりました。
八百万の神々を迎えるHospitalityでもって会員各位をお迎えすべく準備をすすめております。秋の山陰路に是非足をお運びいただきたくご案内申し上げます。

敬具

平成17年9月末日
島根県立大学アジア政経学会全国大会
                             実行委員会委員長 今岡日出紀
 

日程:2005年10月29日(土曜日)〜30日(日曜日)
会場:島根県立大学(島根県浜田市)
主催:アジア政経学会
10月29日(土曜日)
  9:00受付開始
  9:30〜12:00 自由論題(第I部)
 12:00〜13:00 評議員会
 13:30〜16:30 共通論題・特別国際セッション
 18:00〜20:00 懇親会
10月30日(日曜日)
  8:30受付開始
  9:00〜12:00 分科会
12:00〜12:30 理事会
12:30〜13:00 会員総会
13:00〜14:30 自由論題(第II部)

全国大会報告要旨集(PDF)
学会時の宿泊・交通に関しては、
日本旅行グループ日旅サービス株式会社で申し込みいただけます。
申込み方法はこちらをご覧下さい。


10月29日(土曜日)

自由論題 9:30〜12:00
<自由論題1>『東南アジアの金融・プログラム援助』
報告1 奥田 英信 (一橋大学経済学部)
竹  康至 (一橋大学大学院経済学研究科博士課程)
『アジア危機前後でのインドネシア上場企業の資金調達構造の変化:金融改革は企業行動に影響を与えたか?』
報告2 秋葉まり子  (弘前大学教育学部)
『ベトナム政府金融活動の実態』
報告3 久保 彰宏  (大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程)
『東南アジア諸国のインフレ・ターゲティングに対する一考察』

司会   絵所 秀紀  (法政大学経済学部)

<自由論題2>『東アジアの国際経済協力』
報告1 森川 裕二  (早稲田大学社会科学研究科博士課程)
『東アジア食糧安全保障協力と国際貿易交渉』
報告2 木南 莉莉  (新潟大学農学部)
『東アジアにおけるFTAの進展と農業をめぐる経済連携』
報告3 高橋 睦子  (島根県立大学大学院開発研究科)
『リスク社会論の視点からみた東アジアにおける環境と福祉』

司会 加藤 弘之  (神戸大学大学院経済学研究科)

<自由論題3>『アジア諸国の経済・政策をめぐる諸問題』
報告1 百成 政秀 (神戸大学大学院後期博士課程)
『大宇グループの企業活動−自由化時代の韓国の経済システムに関する一考察』
報告2 上田 清之 (中央大学大学院経済学研究科後期博士課程)
『中国の比較優位構造の変化』
報告3 王  鵬 (九州大学大学院経済学府博士課程)
『国防部門の経済活動と中国の経済体制改革―「生産経営活動」と「軍転民」政策の政治的意義』

司会 丸川 知雄 (東京大学社会科学研究所)     

<自由論題4>『中国の政治経済の諸相』
報告1 周 偉嘉 (産能大学経営学部)
『中国の民営化と「温存療法」』
報告2 徐 一叡 (慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程)
『中国の政府間財政調整制度の政治的意図−課税努力の視点から』
報告3 達 古拉 (新潟大学自然科学研究科博士課程)
『中国・内モンゴルにおける酪農振興の現状と課題−企業参入型・政府援助型・複合経営型酪農の分析を通じて−』

司会 上原 一慶 (京都大学経済研究所)

<自由論題5>『台湾の経済発展』
報告1 赤羽 淳 (三菱総合研究所)
『台湾の対中投資に対する一考察−台湾経済に与える影響の視点から−』
報告2 中嶋 航一 (帝塚山大学経済学部)
『日本統治期台湾の経済開発の諸相:台湾農民の経済合理性』
報告3 河原林直人 (龍谷大学)
『台湾総督府と台湾商人の経済合理性;1910〜20年代を中心に』

司会  若林 正丈 (東京大学大学院総合文化研究科)

<自由論題6>『中国の外交』
報告1 三船 恵美 (駒澤大学法学部)
『中国の安全保障戦略における対イラン・イスラエル関係』
報告2 兪 敏浩 (慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程)
『1990年代の中国外交と日本――二つの規範の相克と特殊関係の変容』
報告3 張 紹鐸 (島根県立大学北東アジア研究科後期博士課程)
『国連における中国代表権問題:米・台・中の対アフリカ外交―1962年〜65年』

司会 浅野 亮 (同志社大学法学部)

評議員会 12:00〜13:00

共通論題 13:30〜16:30

<共通論題1> 「アジア冷戦史の再検討」
報告 石井 明 (東京大学大学院総合文化研究科)
『冷戦と中国―進む中国の冷戦研究』 (中国)
報告 木宮 正史 (東京大学大学院総合文化研究科)
『アジア冷戦史の再検討』(朝鮮半島)
報告 黒柳 米司 (大東文化大学)
『アジア冷戦史再考――ZOPFANを手がかりに』(ASEAN)
報告 堀本 武功 (尚美学園大学大学院総合政策研究科)
『南アジアと国際政治 ― 印米関係を中心に ―』(南アジア)

司会 宇野 重昭 (島根県立大学)

<共通論題2> 「北東アジアをめぐる“超域”研究」
問題提起 平野健一郎 (早稲田大学)
『アジアにおける地域性の創生』
報告 井上 治 (島根県立大学大学院北東アジア研究科)
『モンゴル人民共和国成立期の“超域”主義的人文学−ジャムツァラーノの研究から−』
報告 金 鳳珍 (北九州市立大学国際関係学科)
『北東アジアにおける社会進化論の受容の一様相―保護統治下の朝鮮からの日本留学生の雑誌を中心に』
報告 貴志 俊彦 (島根県立大学大学院北東アジア研究科)
『満洲国の“超域”主義−情報宣伝政策から考える−』
報告 西村成雄 (大阪外国語大学地域文化学科)
『「満洲国」の崩壊と領域性の流動化−戦後東北問題を手がかりに−』

司会・討論 平野健一郎 (早稲田大学政治経済学部)
討論 林 泉忠 (琉球大学法学部))

<特別国際セッション>
アジア諸国における経済開発政策過程における経済テクノクラート―その役割と変容―(アジア政経学会と経済産業研究所との共催。使用言語:英語)

(目的)韓国の経済企画院、タイの国家経済社会開発庁、インドネシアのBappenas、マレーシアのEPUなどに代表されるように、これまでアジア諸国の経済開発過程においては「スーパー官庁」とも称される強力な経済官庁が存在し、経済テクノクラートが重要な役割を果たしてきたと考えられている。
 しかし、1997年のアジア通貨・金融危機ならびに民主化の進展により、これらのスーパー官庁ならびに経済テクノクラートが置かれる政治社会的状況は著しく変化した。
 本セッションではアジア通貨・経済危機の影響を強く受けた東南アジア諸国の事例を軸にして、経済危機以降のなかで、経済政策決定過程ならびに経済テクノクラートの果たす役割の変化について焦点を当てる。
その際に、これら諸国に先立ち経済開発を推進した韓国ならびに、経済計画から経済の自由化を進めているインド、中国との比較を行い、経済開発過程における経済テクノクラートの役割の変容と将来展望を行う。
なお、本セッションは独立行政法人・経済産業研究所との共催である

報告者
1.タクシン政権下のタイの経済政策決定過程とその変容:Chris Baker(
Chulalongkorn University)
2.経済危機以降のマレーシアの経済政策決定過程:Dr. Mahahi Zainal Abidin(Ministry of Higher Education)

3インドネシアにおける経済テクノクラートの変容:白石隆(政策研究大学院大学)
4.フィリピンにおける経済テクノクラートの変容:Dr.Teresa (Philippine University,Institute of Third World Studies)
討論者  Dr.Pasuk(
Chulalongkorn University)  
服部民夫(東京大学)
          大会の懇親会では浜田の神楽が上演された
司会:鳥居高(明治大学)


懇親会 18:00〜20:00


10月30日(日曜日)

分科会 9:00〜12:00
<分科会1>「中国・韓国 『反日』の構図」
報告(中国)加藤 千洋 (朝日新聞外報部)  
『「反日デモ」について』
報告(中国)趙 宏偉  (法政大学キャリアデザイン学部)
『市民層の反日とエリート層の対日―中国の対日反応の階層的構図―』
報告(韓国)姜 英之  (北陸大学未来創造学部)
『------韓国における「反日」重層構造------』
報告(韓国)小針 進  (静岡県立大学国際関係学部)
『韓国の対日意識と2005年の葛藤背景』

司会・討論 天児 慧  (早稲田大学大学院アジア太平洋研究科) 

<分科会2>「アジア社会の少子高齢化と社会保障制度」
報告 梶原 弘和 (拓殖大学開発協力学科)
「アジアの少子高齢化の現状と展望−人口と経済開発:韓国とフィリピンの比較」
報告 新田目夏実 (拓殖大学開発協力学科)
 「アジアの少子高齢化と家族、地域社会」   
報告 大泉啓一郎 (日本総合研究所)
「アジアのマクロ経済からみた社会保障制度構築の問題点」
討論 若林 敬子 (東京農工大学大学院)
討論 小川 哲生 (千葉大学法経学部)

司会 末廣 昭 (東京大学社会科学研究所)
 
<分科会3>「ヒューマンセキュリティとアジアの地域構想」
報告 ティースマイヤ・リン
(慶應義塾大学環境情報学部)
『東南アジアにおけるヒューマンセキュリティ:開発による土地、福祉、健康への脅威』
報告 廣瀬(金野)陽子(東京外語大学大学院地域文化研究科)
『BTCパイプラインのカスピ海地域にもたらす影響:平和構築・政治経済発展に注目して』
報告 王雪萍     (慶応義塾大学大学院政策メディア研究科後期博士課程)
『中国の大気問題と東アジアの人間安全保障』

司会・討論 梅垣埋郎 (慶応大学総合政策学部)

<分科会4>「北東アジアにおける価値共有に向けて」主催校企画
報告 岩下明裕 (北海道大学スラブ研究センター)
『北東アジアの新たなダイナミズム:中ロ関係の経験から日ロ国境問題をどのように動かすか』
報告 李暁東 (島根県立大学総合政策学部)
『近代中国の日本留学と日中関係』
報告 福原裕二 (島根県立大学総合政策学部)
『金大中政権期の国際関係』

討論 判澤純太 (新潟工科大学工学部)
司会・討論 別枝行夫 (島根県立大学総合政策学部)

理事会 12:00〜12:30

会員総会 12:30〜13:00


自由論題 第II部 13:00〜14:30
<自由論題7>『中国の国内政治』
報告1 柴田 哲雄 (愛知学院大学教養部)
『非合法政党・中国民主党の綱領に関する試論―インターネット公開資料を基に―』
報告2 李  海燕 (一橋大学社会学研究科博士課程)
『中華人民共和国の建国前後における中国共産党の朝鮮族政策―土地・国籍・自治問題を中心に―』

司会 田中 恭子 (南山大学法学部)

<自由論題8>『アジア諸国の国内政治』
報告1 五十嵐誠一 (日本学術振興会特別研究員PD)
『マルコス体制崩壊過程における市民社会−その二面性の実態と民主化との因果律の解明−』
報告2 近藤 高史 (京都大学大学院研究生)
『パキスタン人民党の結成とZ・A・ブットー』

司会 金子 芳樹 (獨協大学外国語学部)

大会終了 15:00
※交通機関の時刻の都合から、すべての行事は午後3時に終了いたします。

島根県立大学アジア政経学会
全国大会実行委員会
委員長 今岡日出紀
副委員長 別枝 行夫
     貴志 俊彦
     井上   治
     松村 憲樹
委員 李  暁東
江口 伸吾
西野 可奈
福原 裕二
 


≪大会会場の所在地・連絡先≫
島根県立大学
       〒697-0016
       島根県浜田市野原町2433-2
       E−Mail asia@admin.u-shimane.ac.jp
       TEL  0855−24−2380 
       FAX  0855−24−2329
       

≪浜田駅から島根県立大学までのアクセス≫
浜田駅から(所要時間約10分)
1.路線バス(石見交通大学線ワンコインバス、運賃100円、30〜60分間隔)
2.タクシー (大学―浜田駅、約1000円)

≪周辺駅・空港から浜田駅までのアクセス≫

1.出雲空港から(所要時間約2時間)
     出雲空港(空港バス)出雲市駅(山陰本線特急)浜田駅
2.萩・石見空港から(所要時間約1時間)
     萩・石見空港(空港バス)益田駅(山陰本線特急)浜田駅
3.広島駅から(所要時間約2時間)
     JR広島駅(高速バス)浜田駅
4.新山口駅から(所要時間約2時間30分)
     JR新山口駅(山口線・山陰本線特急)浜田駅

≪宿泊案内≫
宿泊については、当学会のために旅行社が市内の主なホテルを押さえております。
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交通・宿泊・懇親会・弁当・オプションツアーのご案内
 

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